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    地元の「三池平古墳」を探訪。

    昭和31年(1956年)蜜柑畑の農作業中に発見され、昭和33年から発掘調査を経て、平成4年に史跡として指定。その後、保存整備に向けた発掘調査、整備工事を行い、平成21年度に完成、現在に至る。

    古墳の規模は、全長65メートル、後円部径43メートル、後円部高さ5メートル、前方部幅36メートル、前方部高さ3.2メートル。5世紀初頭の前方後円墳とのこと。

    古墳といえば、仁徳天皇陵という知識しか持ち合わせていないが、現地に立つと古代のロマンを感じる。

    同じ地に立ち、どんな思いを抱いていたのだろう。暮らしぶりはどうだったのか。みんな幸せだったのか。

    後世の人間に丸裸にされるなんて考えたこともなかったのだろう。

    交信ができると聞いてみたい。

    また、数十世紀後の人間に私たちの歴史はどう伝わるのか。などなど様々な想いが交錯、果てしない想像の中で、優雅な時間を過ごせた一日だった。


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