骨折で入院していた母から退院の連絡があった。
「無事に退院したよ」と昔ながらの元気な声に安堵した。
80歳を過ぎてから、様々な病気で入退院を繰り返しているせいか
これまでは、絶望と不安の入り交じった電話ばかりで、、、
どう対応していいか、こちらも元気をなくしてしまう日々であった。
それが、このたび元気な声で、本当にうれしかった。
きっと、自宅に帰ってほっとしたんだと思う。居場所があるって、すてきなことなんだなあ。
コロナにかからない、うつさないため在宅勤務が続いている。
それでも、出勤が必要な場合は事務所に出向くこととなり、「居場所」の大切さを実感。。。
職場の仲間との日常がどんなに贅沢だったか、、、
見方を変えれば、日常の贅沢を認識できたことが大きな収穫であった。
昨年よりも遅く、桜が咲き始めている。
暖冬のせいか、春の暖かさの喜びはいまいちだが、桜をみると春を実感する。
桜も居場所に戻れたのだ。
居場所があるのは、励みになるから、やっぱりいい。
日々を大切に生きていきたい。