大学時代の友人の口癖は、
「判断力はないが、決断力はある」だった。
彼女はとにかく明るく、元気いっぱい
ランチのメニューからゼミの選択まで、いつもめいっぱい考えて決定していた。
そして、その決定を決して後悔しない。
失敗に終わっても「判断力がない」と笑って過ごす。
「いい加減」ではない、至極まじめであることも魅力である。
一緒に居て楽しいと感じられるので、いつもエネルギーをもらっていた。
今や、東京オリンピックがどうなるか、開催、延期、中止いずれしても
重い決断が迫られる。
きっと、関係者は日々苦悩していることだろう。
どんな結果になっても、決断の時はそう遠くない。勇気を持って決断して欲しい。
昨日の、福山雅治さんの無観客ライブでは、
「人生は設計図通りには進まない。だからこそ面白い。想像と違う未来だけど、それこそがたどり着くべき未来だったとそう思えるような人生を歩みたい」との発言があった
判断力というのは、ずっと後になってわかるものかもしれない。