実家の会社の経営理念は何だったんだろう
「仕事は断らない」方針だったのはおぼろげに覚えています。
ただ、仕事の進め方、対応についてはよく口論になっていました。
現場主体の父と、内勤の母の間で理念が一致していなかったのでしょう。
判断基準が異なると相手先とのトラブルにもなってしまいます。
だから、経営理念は重要なんです。
何をよりどころに判断するか、判断基準となるのが、経営理念です。
横道にそれますが、高血圧の原因の一つに末梢血管の抵抗があります。
全身をくまなく巡る末梢血管(毛細血管)の抵抗(血液を通りにくくする)の解消で血圧が正常範囲に改善します。
経営理念は全身を巡る血液であり、末梢血管の隅々まで血液がいきわたるように、従業員、関係者に浸透させなければ会社は続かないのです。
個人でも、必ず「決断」の時があります。事業を存続させるために正しい決断をするよりどころです。
そして、環境の変化に対応できなくなったら、見直しも必要です。
目指すべき方向性(ビジョン)を目に見える形で表現し、理念を実践していきましょう